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関西シティフィルハーモニー交響楽団 |
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オルガン(organ)という言葉は、ギリシャ語で器具、道具をあらわすorganonから派生した言葉で、中でも教会の楽器を特に指すようになり、今日のパイプ・オルガンがすなわちオルガンであると考えられるようになりました。 <オルガンの構造> 現在のオルガンの構造は、楽器の集合体ともいうべきものです。オルガン・ストップ(音栓)と呼ばれる様々なタイプのパイプの束を切り替えて様々な音色を作り、鍵盤の操作で風箱の空気をパイプに送って演奏します。 <19世紀のオルガン> 中世・ルネサンス期に端を発し、教会音楽とともにバロック期に大発展を遂げたオルガンとオルガン音楽ですが、18世紀も半ばを越すと、音楽の主流から脱落していきます。それと同時にオルガン音楽の世俗化がおこったとする見方もあります。フル−ト・ストップ(やわらかい響きを持つフルー・ストップ)やリード・ストップを多く用い色彩感を強調したオルガンが盛んに作られたりもしました。この時期に(広義の)オルガン音楽を作曲した著名な作曲家として、ブルックナーやサン・サーンスの名前があげられるでしょう。ブルックナーは地方の教会オルガニストからウィーンの宮廷オルガニストまで登り詰めた名オルガニストで、即興演奏の名手として名を馳せていました。したがって、今に残るオルガン曲の楽譜はほんのわずかです。サン・サーンスは交響曲第3番「オルガン付き」でオルガンを効果的に用いています。オルガンを交響曲に用いた例としては、20世紀の作曲家ハチャトゥリアンによる、同じく交響曲第3番があります。 <オペラとオルガン> オペラ「トスカ」では教会のシーンでオルガンが用いられていますが、同じ様な例はプッチーニから見るとヴェリズモ・オペラの先輩にあたるマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」に見られます。「教会」を描くには「教会の楽器」であるパイプ・オルガンを用いる。ヴェリズモ(真実主義)のヴェリズモたるゆえんです。
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