|
<フローリア・トスカ>
非常に美しくも激しいテーマ
<愛のテーマ>
このテーマは、トスカとカヴァラドッシの愛を象徴したテーマであるとされていますが、このテーマはカヴァラドッシが活躍している場面ではほとんど演奏されず、むしろトスカが活躍する場面でよく活用されておりますので、彼女のテーマの一つとしてよいかと思われます。
このテーマが最初に打ち出されるのは、第1幕の歌の中心をなす「愛の二重唱」の部分で、彼女とカヴァラドッシの愛の言葉が、美しい旋律とともに、軽やかかつ滑らかに歌われていきます。
そして、このテーマは後に(微妙に形は変化しますが)、トスカ自身のカヴァラドッシに絡んだ行動や、投獄されたカヴァラドッシの脳裏にめぐる「愛の思い出」の象徴として頻繁に登場します。
おそらく、全幕中で最も華やかで美しいテーマではないでしょうか。
|